Writing Practice

ゆるい日記です。

2023-7-9

春先の3月に、とてもつらいことがあった。

 

なぜ、わたしの人生にこんなことが?

わたし、何か悪いことしたかなあ。

 

そうやっていったん自分の気持ちを宙に浮かべて

考えるふりしてでも、なんとか気持ちを落ち着かせようとしたけれど

ほんとうにつらいときって、だれにも言えないものなんだな。

そんなことに気づいた。

 

すごく俗っぽく、そして大雑把に言うと、

きっと私は、失恋したことになるのだと思う。

 

でも、失恋、と呼ばれるようなことは、たぶん前にもあった。

でも、今回のそれは、前とは比べものにならないくらい、

わたしにとって、大きなものだという気がする。

何度取り出しても大きくも小さくもならない、

残酷なくらい変化のない、置いていかれた気持ち。

4月の終わりくらいまでは、ふと気づいたときにまた思い出して

泣きそうで泣けない、とにかく胸が痛い。

そんな状態がつづいた。

 

同時に、自分も「人並みに」人を好きになって

それで傷つくことができるのだなと思った。

だからといって、うれしいわけでも悲しいわけでもないけれど。

そのあたりのことは、自分にもよくわからない。

恋愛について意見(のようなもの)を求められることは

これまでも何度かあったと思うけれども、

そういうとき、わたしはいつでも何も言えなかった。

ただ、体験として、こういうことが自分にもあったのだ、

ということを、ここに残しておきたい。

決めたことを、一定のペースで、毎日こなす。

お題「#おうち時間

 

 

漢字と英語に触れる。

 

漢字については、もう何年も前に不合格になった記憶のある漢検2級の問題集を買ってきて、それを1日1章分すすめています。

2級の出題範囲は、すべての常用漢字だそう。

読めるけれども書けない漢字が、自分で思っていた以上にたくさんあります。

1章分を終えると案外くたくたになるので、無理して2章分はやりません。

 

英語は、英検1級のリーディングの問題を解いています。

これまで英語の試験はいろいろなものを受けてきましたが、なかでも英検のリーディングは、読んでいておもしろいトピックが選ばれていると思います。

それに、長さがちょうどいい。

問題を解いたら、時間をとって精読し、わからなかった単語を緑の蛍光ペンでマークして、意味を調べてノートの端にメモしておきます。

 

最近になってようやくわかったのですが、ここで注意しておきたいのは、意味を英文中には絶対に書かないこと。

そうではなく、わざわざ離れたところに意味を書きます。

そうして翌日、また英文にざっと目を通し、マークされた単語を拾って、「意味はなんだったかな」と考える。

ここで考えるのが重要なわけで、もしマークされた単語の真上にでも日本語で意味が書かれていると、視線はすぐにそこに飛びついてしまいます。

 

ほかにも、ドイツ語を勉強したいなあとか、英作文も毎日できたらいいけどなあと考えているところですが、大学院生なので、研究も進めないといけません。

けれども研究は、やればやっただけゴールに近づく、というものでもありません。いつのまにか後退していたり、暗礁に乗り上げてしまっていたり。もちろん自分は、のちのち役に立つのではないかと考えて、できることを毎日すこしずつでもやろうとしていますが。

そんな「先のみえない」研究活動の傍ら、それに比べるといくらか単純な勉強をして、気分転換しています。

決めたことを、一定のペースで、毎日こなす。始めてもう1カ月以上たちました。なかなかいいリラックス法です。

2019-12-10

今年は、わりといろいろなことがうまくいった。

 

けれども、ふとしたときに

「私のことを愛してくれるひとは、いるのだろうか」

なんて、文字にするのも今ちょっと後悔しちゃったくらい

気づいた瞬間に重くのしかかってくるような気持ちになって

前を向くのがつらくなることがある。

 

今朝は、数時間眠ってしまっていたこたつのなかから

なんとか体を起こして、

ベッドへと移動し、ふたたび眠りに落ちるまでのすこしの間

そんな気持ちになってしまった。

 

けれどもそういうときに思い出すのは、

ちょっと好きだったひとたちのことでは、不思議と、ない。

「あいつに彼氏なんているの?」「あいつなんてどうでもいい」

という、地元の同級生だった男の子たちの、

わたしについて言う言葉の数々。

恋人がいるかどうか、恋愛しているかどうか。

そんなことで、わたしという人間について評価されるのが

あまりにもいやすぎて、吐き気がする。

 

自分は、人がしないようなことをし、

みないような世界を体験してきた。

そんな思いが、いつも、どこかにある。

そういうふうに、人から言われても、きた。

そんな自分が好きだけれど、

恋人がいるかいないか

美しいかそうでないか

といったことであれこれ言われなければならない、むなしさ。

 

そんなむなしさだったり、正直腹立たしさもあって。

それが、たとえばいま自分に恋人ができたとして、

解消されるとは思わないし、

そのための手段として恋愛するわけでもないし。

むしろそんな恋愛しなきゃいけないの?

恋愛していなかったらだめなの?

「できない」ひとは劣っているの?

 

というわけで今年も同じように終わります。

2019-10-18

仲の良い友人に春が来そうな予感がすると同時に

やっぱりすこし寂しさも覚える

季節はいつのまにか、秋

秋は私にとって、いちばん好きでいちばん寂しい季節だ

 

数年前にイギリスへ渡り

はじめの数十日を過ごしたのも秋がはじまりだった

だからか、秋になると思い出すのはイギリスのことだ

もう以前のような、どうしようもなくイギリスが

恋しくて泣きたくなるような気持ちはないけれども

 

最近わたしは

好きな人に自分から連絡をして食事に誘い

失敗に終わるという "偉業" を果たした

悲しかったから、"偉業" ということにしてなんとか盛り上げてみたい

 

自分の数少ない恋愛経験をふと思い出してみると

すべてがすべて「なあなあ」だった

そんななかで、これだけは、この人だけは、と初めて思えたのだから

まあそれだけでもよし、としよう

そんなふうになんとか折り合いをつけようとしている

これもまた、少し成長しただけの「なあなあ」に変わりはないのかも

しれないけれども

 

秋はあっというまに過ぎ去る

 

 

2019-06-17

近ごろはとくに良いことがあるわけでもないのに

毎日わりと前向きに生きている。

 

この春、丸2年つづけていた仕事をやめた。

 

いまの仕事には、去年の秋、声をかけてもらい

それから救いを求めるように吸い寄せられて

ここまできた。

 

「ということは、いまの仕事はすっかりやめちゃって

ここで働いてもいいということですよね?」

 

思わずそう言って確認をとったことを

昨日のことのようによくおぼえている。

 

「2年間、自分にしてはよく頑張った」

 

どちらかといえば自分に厳しいほうで、

それで苦しむことも多々あったけれども、

素直にそう思える。

 

苦しかったけれども、途中で投げ出したいと

何度思ったか知れないけれども、

なんとかやり抜いた今だから、そう思えるのかもしれない。

 

 

2018-10-17

何度か目をさまして、昼過ぎにやっと起きる

風邪はすっかりなおっている

 

なんとなく悶々としたまま、

大学に行こうにもどこか億劫で、

焦りもあるけれども午後を持て余しかける

 

けれどもとりあえず着替えるだけ着替えて

ずっと放置してしまっていた、車のオイル交換へ行く

 

それから、なんとなく隣町へ車を走らせ、

スタバのソイラテでも飲みたいなと思っていたのが

ふと目にはいった別の喫茶店

 

甘いものが欲しいような気がして、モンブランと、

どういうわけかミルクコーヒーなんて頼んでしまった

予想どおり、甘さにめまいがしたけれども

作業をしながらゆっくりゆっくり食べる

 

甘いものは苦手なはずなのに、ぼんやりして

気がついたら目の前にケーキがある、

という状況は、自分にとって危険なサインだという、

これまで何度も得た気づき

 

相手も自分とおなじ人間なわけであり、

なにかするにしても、それまであれこれと考えた時間があり、

ちょっとしたことで、喜びも怒りも悲しみも、

大きくなったり、ちいさくなったりして

現れたり、別の感情に隠れて現れなかったりする

 

....ことを、知らない人が、いると思う

そしてまた、そういう人のことを変えようとすることも

すくなくともわたしにはできないなあと思うから

よけいに苦しい

 

そんなことを思う日だった

 

 

2018-08-20

はっきりと眠った感覚があるのかないのか

それすらもよくわからないまま、

携帯電話の時計が朝だったので、からだを起こす

 

朝食をとって、またベッドに戻ってぐずぐずしていたけれども

今日こそ無駄にはしないぞと思って

支度をして大学へ

 

ひさしぶりに暑くなると聞いていたけれども

数日前までのうだるような、からだの水分をすべて奪われてしまうような

そういった暑さではなかった

やわらかな日ざしに目を細めていると虫の声もいくつも聞こえてきて

「お、秋かな」などと思う

時期としてはまだすこし早い気がするけれども

7月のあたまからずっと暑い夏を生きのびてきたようでもあるので

ひと夏としては妥当な長さかなとも感じたり

 

研究室で今日の英単語を覚えてから、

パソコンやノート一式をかかえて図書館へ

人はまばらである

そういえば大学に最後に来たのはいつか、思い出せなくて

すこし罪悪感をおぼえる

 

でももっと罪悪感をおぼえたことには

図書館ではほとんど眠ってしまっていた

1時間と経たないうちに起きてまた突っ伏して

腕がしびれるけれども夢まで見てしまって

なかなか心地よい眠りだったけれども

 

閉館1時間前になってから、やっと意識をとりもどす

よさそうな論文をさがすけれども、なかなか見つからない

わたしが疑問に思っていることは、そんなに取りあげられていないのか

それとも探し方がわるいのか

わからない

 

図書館を追い出され、戻った研究室ですこしだけノートをまとめたあと

まだ明るいうちに大学を出る

去年仕事で何度も通った、なつかしい道をゆっくり進んで

買い物をして家に着くと、

 

父が母のことでまた不機嫌になっていて

母につらく当たったり黙ったりしているのを見て、うんざりする

母も母で頑固で負けていない、のはいいのだけれど、

ひとから見て簡単だと思えることをちょっと直すだけでいいのに

それがいつもびっくりするくらい、できないから、

また同じことが起こるのだ

 

明日は髪を切りにいこう