Writing Practice

ゆるい日記です。

2018-08-17

最近はやたらと寝つけない

 

眠りたいと思って無理やり目をつむり

虫の音に耳をすまして

たまに携帯電話で音楽をかけて

ひんやりとしたふとんの上に脚を落ち着けて

それでもようやく意識がなくなるのは、3時をすぎてからだ

 

そんな毎日だからか、ひさしぶりに早く寝つけた日は得をしたような気になる

それが昨夜のこと

 

10時には母親の実家にお墓参りに行くことになっていたので

9時前に目が覚める

けれども実はお昼からにすることにした、と

 

それまで勉強でもしようかと思っていたけれども

またベッドの上でぐずぐずする

気がついたらお昼をすぎていて

半分まだ眠った状態で、母親の車の助手席に倒れこむ

 

かなり遅めのお昼ごはんは、道中の、喫茶店にて

ふたりともお腹は減っていなかったので、

ひとりぶんのサンドイッチを分け合った

 

お墓参り、母親の実家のある地域は、お盆は先月に終わっている

人けのまったくない墓地を、ふたりで歩いてお墓をさがす

先月供えられた花は、まだすこし元気だ

そこに、持ってきた花を足す

風がつよいので、ろうそくの火はなかなかつけられなかったけれど

苦労してつけて、「誕生日みたい」と不謹慎なことを言いながら、

ふーーっと火を消して、帰った

 

母の実家には、お正月から祖父母に顔を見せていない弟も、

職場の帰りに顔を見せていた

おみやげにゼリーを買って持ってきていて

祖父のわがままに付き合う祖母を気遣いながらも

わたしと違って祖父の話にじっくりと聞き入る弟に

「負けたな」とこころから思ってしまう

 

わたしはといえば

祖父が淹れてくれたらしいコーヒーすら、「もう今日は飲んだから」と

断ってしまう

弟にくらべて、つめたいな、と思う

 

帰りの車のなか、運転する母の横顔を見ながら、

わたしは人生ではじめて、好きな人のことを相談しようかなと思いたつ

けれどもそれはやっぱりできなくて

帰ってしまえば忘れてしまうような、たわいもないことを話しながら

いつもの道を帰った